愛徳幼稚園

Aitoku Kindergarten
#制作・表現・芸術教育 #自然体験・飼育活動 #自由あそび・自発あそび

見本はいらない、誰もが主人公になれる子どもたちの物語。

まるで絵本から飛び出してきたかのようなぬくもり溢れる園舎、ここは愛徳幼稚園です。著名な建築家・隈研吾氏やデザイン研究所が手掛けており、訪れる人の心を一瞬で掴みます。コンセプトは『小さな家の集まり』。足を踏み入れると、本物の木の香りがふわりと漂い、吹き抜けから差し込む自然光がやわらかく空間を照らします。まるで大家族が集まっているような、温かさを感じました。
 

Education Story
 

思いっきりいっしょに
発想が育つ遊びの時間

 

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保育室の片隅には、段ボールや空き箱、ペットボトル、布の切れ端など、さまざまな素材が集められています。それはただの廃材の山ではなく、子どもたちにとっての“宝の山”です。

「ねえ、この大きい箱でお風呂を作らない?」と誰かが声をあげると、「いいね!」と小さな建築家たちが集まってきます。段ボールを広げ、新聞紙をくしゃくしゃにしてお湯に見立て、思い思いに形をつくっていく。すべて、子どもたち自身のひらめきから生まれた遊びです。
「造形の時間はあえて作っていないんです。アイディアは、日々の遊びや生活の中から自然と生まれてくるものなんですよ」と、園長先生は語ります。誰かの小さなひらめきがクラス全体へ広がっていくこともあれば、「どうしようかな…」と立ち止まる子もいます。そんなときは、友達の楽しそうな姿を見て真似してみたり、自分なりに工夫を加えたり。少しずつ、世界が広がっていきます。「そうやって育った工夫こそが、ほんとうの意味での“創造力”になるんです」と園長先生。大人が用意した見本をなぞるのではなく、未完成だからこそ刺激的な友達の姿から学び合っていく―その生きた関わりが、子どもたちの主体性をぐっと育てていきます。

そんな日々の「過程」を、保護者の方と分かち合う場が『生活展』です。いわゆる作品展のように、完成した作品がずらりと並ぶわけではありません。子どもたちのアイディアがどのようにして生まれ、どんなふうに発展していったのか。話し合う姿や、“設計図”ともいえる子どもたちの絵、目を輝かせながら作業に没頭する姿など、日頃の子どもたちを映した写真や動画が展示されます。背景にある試行錯誤やひらめきの瞬間にこそ、子どもたちの成長が詰まっている。この生活展では、成長の足跡を感じられます。
 

物語の主人公になれる運動会
五感で感じる本物の体験

 

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愛徳幼稚園の運動会は、誰もが「主役」になれる特別な舞台。かけっこや玉入れも、物語の一場面として表現します。ある年のテーマは『ピノキオの冒険』。年長さんを中心に、物語の舞台となるクジラや小道具を段ボールや絵の具で手作りしていきます。
当日は、サメから逃げるシーンがかけっこに変身し、「走る」「跳ぶ」「投げる」といった動きに物語が重なります。作り上げた達成感だけでなく、その過程での笑い声や「どうする?」と相談しあう時間も、子どもたちの大切な思い出になります。

もうひとつ大切にしているのが「本物に触れる体験」。いちご農家での学びや、専門家を招いてお話を聞く機会などなど、小さな社会見学のような時間がたくさんあります。
夏には、年長さんの行事としてお楽しみ会があり、みんなでカレー作りにも挑戦します。
カレー粉メーカーの方が来園し、20種類ものスパイスを紹介してくれました。香りをかいだり、色の変化を楽しんだり、ちょっと辛くてびっくりしたり——五感をくすぐる発見があふれます。こうした体験もまた、少しずつ積み重なって子どもたちの世界を広げています。
 

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子どもたちの尽きない探究心と、それを温かく見守る先生たちの笑顔。その背景には、先生たち自身が日々の保育を楽しみ、工夫している姿があります。

愛徳幼稚園では、日々のカリキュラムや一日の流れはあるものの、それが先生たちを縛るものにはなっていません。
子どもたちの遊びが盛り上がっているときは、「この続きは、明日のお楽しみにしよう!」と声をかけることも。そのひとことが子どもたちのワクワクを明日へつなぎ、先生たち自身も「明日はどんな展開になるかな」と楽しみになります。

また、園のイラストは人気絵本作家・石川浩二さんによるもので、Tシャツや園バスなどにも使われています。その世界観に包まれながら、先生たちも「どうすればもっと面白くなるかな?」と考え、日々を少しずつ彩っています。完璧に決まった答えがあるわけではなく、子どもたちと同じ目線で発見や変化を楽しむ—そんな空気が、この職場の魅力です。
 

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編集コメント

先生と子どもたちが一緒に出かける園外保育や、季節ごとの行事など、子どもたちが夢中になれる時間がたくさんあります。テーマや活動は、アイディアを出し合いながら、少しずつ形になっていくもの。やってみて気づくことや、その場で方向を変えることもあり、そのゆるやかな変化が日々を面白くしています。そんな過程の中で、子どもたちも先生たちも一緒になって笑い合い、発見を重ねていく。楽しむ気持ちを忘れずに日々の保育に向き合っているのが印象的でした。

Job Information

団体名 学校法人鎌倉学園 認定こども園 愛徳幼稚園
園種別 幼保連携型 認定こども園
勤務地 〒331-0063 埼玉県さいたま市西区プラザ36−11
最寄駅 JR川越線「指扇駅」
HP https://www.aitoku-kindergarten.ed.jp/
教育スタイル #制作・表現・芸術教育 #自然体験・飼育活動 #自由あそび・自発あそび
園児数 185名
系列園情報
勤務時間 <幼稚園部・特別支援>
一年単位の変形労働時間制
*就業カレンダーにより日々の就業時間が異なります
*預かり/園長保育担当の場合はシフト制
<保育部>
一年単位の変形労働時間制
*実働8時間 シフト制
休日・休暇 <幼稚園部・特別支援>
原則 日曜・祝日・土曜
年末年始休暇
夏期休暇
*行事等により出勤の場合あり
<保育部>
原則 日曜・祝日
*行事等により出勤の場合あり
*土曜出勤の場合振替休日あり
年末年始休暇:12/29~1/3
給与 基本給   :197,200円
職務残業手当: 31,960円
合計    :229,160円~

市 補助金(昨年度実績)
10,500円/毎月 67,500円/12月 200,000円/3月
キャリアアップ手当(3年目以降):5,000円~40,000円/毎月
処遇改善手当:9,000円/毎月
宿舎借り上げ制度(条件あり):上限70,000円/毎月

<その他>
賞与:年2回 4ヵ月(初年度1回 2ヵ月)
昇給:年1回
福利厚生・待遇 私学共済(健康保険・厚生年金)・雇用保険・労災保険
通勤手当:国税庁の規定に基づきます
駐車場:あり(無料)
退職金制度:あり
制服貸与
産前産後休暇・育児休暇:実績あり
時短勤務:実績あり
インフルエンザ予防接種:補助あり
行政の宿舎借り上げ制度:あり(上限70,000円/月 市の政策状況により変更の可能性あり)
受け入れ内容 教育実習 インターン アルバイト
受け入れ内容詳細 〔教育実習〕
【日程】日程や期間については、学校等のご都合に合わせて受けいれています。

〔インターン〕〔アルバイト〕
【給与】時給1130円~【日程】平日学生さんの希望に合わせる(授業等に合わせる)
【対象】養成校に通っている子
【内容】保育補助
Web対応
選考について ○選考内容
面接・実技(紙芝居やエプロンシアターなど、保育で行かせる自分の得意なものをアピールしていただきます!)

○試験日
随時

○お電話でお問い合わせの際に、MeetRii(ミーツリー)を見たとお伝えいただくとスムーズです。

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なお、しばらくたっても連絡がない場合はMeetRiiまでお問い合わせください。