川越幼稚園

実体験から得られる思いやりの心。

Education Story
 

「遊び」や「自然」を通して
相手の気持ちを考える心を育む
 

令和４年に新園舎となり、暖かな光が園内を照らす川越幼稚園。実はその歴史は長く、120年もの間、川越の中心地で子どもたちの心を育んでいます。

川越幼稚園の教育の特色は「遊び」と「自然」。遊びのなかでお友達と関わり、相手の気持ちをわかろうとすることで思いやりの心が芽生えていきます。そして自然に触れることで子どもたちの五感が刺激され、好奇心が育まれ、自ら進んで探求するようになります。

幼稚園の「附属自然園」には実のなる木やログ山、畑などがあり、時代とともに市街地へと変わってきた川越市の中心ではなかなか感じることの出来ない自然を体験できる場所として、貴重な施設となっています。子どもたちは週に1度この自然園に訪れ、思いっきり体を動かし、たくさん遊んだあとは自然園にある慈童館（じどうかん）でお弁当を食べます。この自然園での活動が特に子どもたちに好評で、「バスが自然園に到着すると、いつも歓喜の声をあげ駆け出します」と園長の榎本先生はおっしゃっていました。

自身も川越幼稚園の卒園生である榎本先生は新人時代を思い出し、「子どもたちといつも思いっきり笑い合って、大変なことがあっても先生同士のコミュニケーションが密にあり助けてもらいながら楽しく過ごしていました」とお話され、園長になった今でも職員の間では気持ちを交わしあえるように思いやりの心を広げています。