大和小鳩幼稚園

『遊びと生活』を中心とした子ども主体の保育で心と身体を育てる。

Education Story
 

成長の鍵は自主性の尊重
自ら選んだ遊びを通して育つ
 

「『子どもは自ら選んだ遊びを通して育っていく』という考えのもと、遊びと生活を中心とした子ども主体の保育を行っています」と話すのは、大和小鳩幼稚園3代目園長の古木先生。子どもだけでなく先生たちに対しても自主性を尊重し、その成長を支えています。

園の設立は昭和32年。小学校教諭であった初代園長が、地域の子どもたちに自作の童話を読み聞かせていた会が発展してできた幼稚園です。2代目園長は元中学教諭で、吹奏楽部の顧問をしていた経験から、「子どもに音楽のシャワーを浴びさせてあげたい」と保育に音楽を積極的に取り入れるようになりました。発表会ではピアノの生演奏によるオペレッタも演じられ、たいへん好評です。

約20人のクラスが各学年2つずつ。全職員で全園児を見守ります。職員と保護者の距離が近く、子どもの状況を共有し理解を深めながら、心を合わせて子どもたちを育てています。ドジョウつかみなど楽しい行事がたくさんありますが、ゆとりあるスケジュールを組むなどの工夫によって、先生たちの負担が軽減されています。古木先生は「家庭的な雰囲気の中、これからも一人ひとりを大切にする教育に取り組んでいきます」と話してくれました。