認定こども園　明成幼稚園

十人十色の個性を伸ばす、幸せが巡る幼児教育。

近代的なデザインのエントランスから入ると、そこは別世界。ネット遊具と一体型の園舎やからくり時計を配した、ユニークで個性的な園庭が広がります。2024年2月に竣工した新園舎は、木の温もりにあふれる木造の平屋建て。みんなのお気に入りは、“秘密基地”のようなロフトスペース。遊びや「好き」の可能性が広がる空間として、子どもたちが思い思いの時間を過ごしています。
 

Education Story
 

安心して個性を発揮できる場所で
興味・関心を広げていく
 

設立から57年目になる明成幼稚園。地域の中学校で家庭科の教師をしていた前理事長が「子どもたちの個性を一つずつ大切に温め、豊かな情操を養っていきたい」と創立しました。

現理事長と副理事長も養護学校、小学校の教員経験者です。「園の教育理念である『おおきくなあれ、個性のたまご』にあるように、個性を伸ばす幼児教育を大切にしています。自由遊びの中で「好き」や個性を育みながら、集団活動を通じて『こんなのも面白いんだな！」と新しい発見がある。個人と集団のメリットが双方向で行き交うバランスのとれた活動を意識しています」と恵良副理事長。体操や造形、英語などの専門講師による指導など、子どもたちの興味や関心を広げる活動も豊富。さまざまな場面を通じて、わくわくやどきどき、びっくりするような体験をもたらしています。

素直な気持ちを認めてもらえる環境で、輝く個性を伸ばしている明成幼稚園の子どもたち。そのいきいきとした表情に負けないくらい、先生たちの弾けるような笑顔も印象的です。「先生たちが楽しく働いてないと、楽しい幼児教育はできません」と話す恵良副理事長には、『幸せな仕事の条件』があるといいます。
それは、
『子どもたちや保護者、働く仲間から愛されること』
『みんなの役に立てていると実感できること』
『みんなから必要とされること』。
「この3つを実現できるのが幼児教育の仕事。子どもたち、保護者、先生の幸せが巡る幼稚園でありたいと思っています」。
 

自由だからアイデアが生まれる
ユニークな発想にあふれる発表会
 

明成幼稚園は、０歳から年長児までの子どもたちが通う認定こども園。年長さんの活動である「お店屋さんごっこ」に０歳から３歳児がお客さんとして参加したりと、イベントや園庭遊びを通じて、さまざまな年齢の子どもたちが関わり合う機会を大切にしています。

1年間のイベントでメインになるのが、毎年12月に行われる発表会。子どもたちが主体となって、劇の内容を自由に作っていくのが明成幼稚園のスタイルです。どのクラスでも「こんな台詞を入れるのはどうかな？」「ここで身振り手振りを入れてみない？」と、ユニークなアイデアが飛び交います。ピアノの演奏に合わせた子どもたちの掛け合いは、教育理念にある“大きな個性のたまご”がいっぱい。一人ひとりの心を見つめた手作りの幼児教育は、子どもたちの個性を大切に温め、豊かな情操を養っています。

各行事の内容は、「発表会」や「運動会」といった大枠は決まっているものの、内容は先生たちがやりたいことを自由に実現できます。専門講師と連携して、幼児教育のトレンドや最新情報を活動の中に取り入れていけるのも、大きな魅力です。

また、園の魅力を語るうえではずせないのが、栄養バランスを第一に考え、心を込めて手作りする給食。自分で作る手巻き風のお寿司や外国の料理、マクロビオティックメニューなど、バラエティー豊かな料理が味わえるとあり、子どもたちはもちろん、先生たちにも好評です。
 

Work Image

「他の園とは先生たちの笑顔の明るさが全然違って。見学した次の日には『この園で働きたい』と決めていました」と、今年入職したばかりの先生。その言葉通り、子どもたちが登園したときに「おはよー！」と両手をいっぱいに広げて出迎える先生たちの弾けるような笑顔は格別です。しかし、明成幼稚園の先生たちは、ただ明るいだけはありません。困ったときや悩んだときは、いつでも気軽に相談できるあたたかな人間関係を築いています。若い先生とベテランの先生がペアでクラス担任を務めるので、安心感の中で働けることも魅力です。

また、朝の当番をシフト制にしたり、業務量が偏らないように分担したりと、効率よく働ける環境にも配慮しています。年間130日以上の公休に加えて、夏期休暇も取得できるので、海外旅行を楽しむ先生もいるそうです。育休を取得後に復職する先生や子育てと両立する先生も活躍中。ライフステージが変わっても、安心して仕事を続けられる環境が備わっています。