認定こども園 つくしの幼稚園
Tsukushino Kindergarten子・親・先生が三位一体となった教育に誠実に向き合っていく。
正門には色とりどりのパンジーが飾られ、訪れる人を華やかに出迎えてくれます。
園舎とつながった大型の遊具には、大人がくぐれるほどのアーチがあり、トランポリンも設置されています。大きな窓から差し込む外光により、室内も明るく開放的。教室にはシクラメンの鉢が飾られ、子どもたちのラックにカラフルな風呂敷が綺麗に畳まれていました。
Education Story
言葉と行動で示してこそ誠意
信頼が土台にあれば思いは通じる
子ども・保護者・職員が三位一体となった教育を貫いているつくしの幼稚園。
「相手が誰であれ、間違ったことをしたらはっきり物申すよ」
川崎園長先生が笑顔で発する飾り気のない言葉に一瞬戸惑いましたが、それは、誰とでも分け隔てなく接し、その人のためになるのなら、たとえ嫌われても言うべきことはいう、との信念によるもの。そこには深い愛情と優しさが隠されていることに、すぐに気がつきました。
つくしの幼稚園の子どもたちは、園長先生の話を聞くときに姿勢よく聞くことができます。
真っ直ぐで情熱的で、肯定的な言葉を慎重に伝えてくれる。いつまでも話を聞いてもらいたくなるような人柄を、子どもたちはとてもよくわかっている。だから、時に厳しい言葉をかけられても、素直に受け止めることのできる心が育ち自分の成長の糧にできるのでしょう。
「『言う』に『成す』と書いて誠実の『誠』という字になるように、言葉だけでなく行動で示してこそ誠意になるし、信頼を得ることができます」
誠実であればこそ信頼も生まれ、その土台があれば必ず思いは伝わる。先生たちには保育技術や指導力だけではなく、人として誠実であることが何よりも大切である、と考えています。
今では嘘のようなことですが、随分前は言いたいことやりたいことをさらけ出し、俺についてこい!という強引な時期もあったという園長先生。「あれは30年前だったっけ?」とベテランの先生たちに聞くと、「22年前ですね」と返事が返ってきました。「僕も大人になったんだよ」と豪快に皆さんを笑わせていました。
諦めずに挑み続け
転んでも立ち上がる力が「実力」
つくしの幼稚園は行事や園外保育がとても盛ん。春は芝桜、夏は田んぼ巡り、秋には落ち葉やどんぐり拾い、冬にはスキー教室と、季節を五感で感じられる体験の機会をたくさん設けています。バスで公園に出掛けたり、丹沢湖や鶴巻温泉など、小田急電鉄に乗って遠出することもあるそうです。
「公園なんていつでもいける、と思うかもしれない。でもどこに行くかではなく『誰といつ行くか』が大切なんです」
みんなで公園にいけばそこはスペシャルステージになる、という園長先生。四季折々の自然に触れて感性が豊かになるだけでなく、子どもたち同士のコミュニケーションにも良い影響が表れます。日常ではない場所での体験で得られる充実感や達成感が自己肯定感につながり、主体性が育まれると言います。
挨拶や姿勢・片付けなど、生活の基本が身につくように考えられた「あたりまえのこと10か条」という10の約束を大切に、小さなことから少しずつ物事に対する向き合い方を学んでいく子どもたち。
「嫌になって諦めたくなることもあると思う。でもそこから立ち上がることが大切。たとえ結果は出なかったとしても、一生懸命やったことに納得できる。それは大きな『成果』だし、そうできることが『実力がある』ということなのかもしれないよ」
Work Image
園長先生と先生たちの、ユーモアあふれる言葉と笑い声が響く職員室。とても自然体ですが、園長先生は朝礼でつくしの幼稚園の理念・方針を先生たちにわかりやすく丁寧に解説をします。全員で共有することができ、とても暖かな雰囲気を感じます。
伺ったのは月曜日、白のブラウス姿の先生と、チェックのシャツ姿の先生が取材に応じてくれました。先生たちの仕事着は曜日によって、私服・ポロシャツとジャージ・シャツとジーンズとルーティンになっていて、ファッションも気分転換や楽しみになっています。
青森県から上京した3年目の先生。見知らぬ土地で社会に出る不安を期待に変えてくれたのがつくしの幼稚園だったそうです。
園内を丁寧に案内してくれた9年目の先生は、やる気やバイタリティのある職員が多い理由を教えてくれました。
「先輩が後輩にアドバイスをすることもありますが、後輩から学ぶことも多くありますし、先輩自身もさらに向上し、園を良くするためにどうしたら良いのか常に考えています」
園長先生の想いをしっかり受け取り、応えていきたいという先生たち。
お互いが高めあうプラスの循環が、園の雰囲気の良さに繋がっています。
Job Information
団体名 | 学校法人川崎学園 認定こども園 つくしの幼稚園 |
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園種別 | 幼稚園型 認定こども園 |
勤務地 | 〒252-0325 神奈川県相模原市南区新磯野3丁目22−16 |
最寄駅 | 小田急小田原線「相武台前駅」 |
HP | http://www.tsukushino.ac.jp/ |
教育スタイル | 音感教育・音楽教育 スポーツ・体育・体づくり ことば・文字・かずの学習 |
園児数 | 年長 72名/3クラス 年中 70名/3クラス 年少 65名/3クラス 合計 207名 |
系列園情報 | |
勤務時間 | 8:30~17:30 |
休日・休暇 | 日曜・祝日・土曜 夏期休暇:14日 冬期休暇:10日 |
給与 | <令和6年度・見込み> 基本給:210,000円 手当 : 68,000円 合計 :278,000円 <その他> 賞与:年2回 3~3.5ヵ月 |
福利厚生・待遇 | 私学共済(健康保険・厚生年金)・雇用保険・労災保険 交通費:上限20,000円/月 車通勤:可 バイク・自転車通勤:可 駐車場・駐輪場:あり(無料) 退職金制度:あり(勤続2年以上、退職基金財団) 給食:あり(週5日、300円/食、自園調理) 看護・介護休暇(取得・復帰実績あり) 産前・産後・育児休暇(取得・復帰実績あり) 託児優遇制度:あり 研修制度:あり 上靴・トレーナー・ジャージ支給あり |
受け入れ内容 | 教育実習 インターン アルバイト |
受け入れ内容詳細 | 〔教育実習〕 学校のご都合に合わせて、年間を通して受け入れています。 【問い合わせ】園に電話かメールでお問い合わせください 〔インターン〕 【日程】随時受け入れ可能(日程調節も相談しながら対応可能) 【内容】クラスサポートや保育体験、放課後の先生会議に参加など ご要望に合わせて対応可能 〔アルバイト〕 【給与】時給1,200円~ 【日程】平日9:00~18:00までの間(週1日からOK!勤務時間は相談可能) 【対象】保育士・幼稚園教諭を目指している学生 【内容】クラスサポート業務、手作り製作のお手伝い、預かり保育の補助 など |
Web対応 | 園見学 説明会 面接 |
選考について | ○選考内容 インターンシップ歓迎です。やる気のある人ならOK。面接のみ。 ○お電話でお問い合わせの際に、MeetRii(ミーツリー)を見たとお伝えいただくとスムーズです。 |
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送信が完了しました。
送信した内容はマイページよりご確認いただけます。
数日中に電話またはメールにて申し込み団体の担当者より連絡がありますので、
今しばらくお待ちください。
なお、しばらくたっても連絡がない場合はMeetRiiまでお問い合わせください。
編集コメント
職員のみなさんが園長先生のことを楽しそうに話していて、きっと園長先生のコアなファンなんだなと感じました。かくいう私も、1時間強のインタビューですっかり園長先生のファンになってしまいました。人として間違ったことをすれば厳しく伝えることもあるけれど決して突き放すわけではありません。それは園長先生の大きな愛情の発露であり、心からのエールなのです。