左近山幼稚園　

遊びや日常生活を通した多様な体験により調和のとれた発達を促す。

Education Story
 

自発的な遊びと芽ばえを大切に
「体・徳・知」を伝えたい
 

「『知・徳・体』という言葉がありますが、当園では『体・徳・知』の順です」と温かな笑顔で話す河原園長先生。まず第一に健康な「体」をつくり、次に自己肯定感や他人を尊重する気持ちといった「徳」、知的好奇心などの「知」が育まれていくと考えています。日当たりが良い園庭で遊ぶ時間がたっぷりとあり、外部講師による体操教室や近隣のスイミングスクールでの水泳など、体を動かす活動をたくさん行っています。

明るく家庭的な雰囲気の中で行う心のこもった保育と、子どもたち同士の“育ち合い”を重視。運動会やお遊戯会などの行事は、見せることを目的とするのではなく保育の延長線上として取り組んでいて、子どもが自分らしくのびのびと自然に成長できる環境です。園長先生は「先生が何か教えるよりも、友達と遊び、時にはぶつかる様々な経験の中で、子どもたちの心に自然に芽生えてくるものを大事に育ててあげたい」と話します。

「幼稚園でしか見られない景色を見せてあげたい」との思いから、畑でサツマイモやダイコンを種から育てています。自分の手で土に触れた時の感覚や収穫した野菜を手にしてその重さを感じる体験は、子どもたちの心、体、感性に深く刻み込まれていきます。