小机幼稚園

遊びを通じて多くを学び、人生の根っこをしっかり育てる。

Education Story
 

お寺の裏山は自然の宝庫
思いやりや意欲を身につける保育
 

1955年創立の小机幼稚園。隣接する泉谷寺の裏手には、山や林、原っぱ、畑など広々とした自然空間が広がっています。夏は虫取り、秋には山歩きやターザンロープ、斜面滑りなど、子どもたちは、四季を感じながら全身を使って遊びまわっています。

幼児期は、目に見える「実」を追い求めるのではなく、他人に対する思いやりや、自ら学ぼうとする意欲といった人生の「根っこ」をしっかり育てる時期と考え、日常の遊びの中で心と体を豊かに育てる保育を行っています。遊びは総合学習の場としても重視しているので、大きな行事は運動会と作品展だけにしぼっているのも特徴の一つ。遊戯や合奏・合唱といった発表会の要素は、運動会や参観日の中に盛り込んでいます。

「幼少期に興味関心をもとにして挑戦した経験が、大人になった時に挑戦できる土台につながる」と考える久米園長先生。挑戦する気持ちを後押ししたいと、子どもだけでなく先生にも、失敗を恐れず自由に取り組める環境を整えています。

各学年2クラス。子どもに関わる教職員1人あたりの子どもの数は10人以下と、きめ細やかな保育が可能になっています。担任は、若手と経験豊富な先生がペアになって受け持ち、気軽に相談し合える温かな人間関係が築かれています。