東俣野幼稚園

自然の中で五感を使いながら、心も体も健やかに育ってほしい。

Education Story
 

人を笑顔にできた時の喜びと
皆でつながることの楽しさを知る
 

緑に囲まれた高台にある東俣野幼稚園。晴れた日には富士山や丹沢、大山が見渡せます。隣にある大きな公園の芝生でお弁当を食べることもあり、地域の中で活動し子どもの世界を広げています。

自然とのふれあいと五感を使った保育を大切にしていて、園長の川戸先生は「自分で感じたり作ったりする経験をたくさんして、心も体も健やかにのびのび育ってほしい」と話します。

中でも力を入れているのが、子どもたちが育て収穫した野菜を調理して食べる「食育」。年長さんは、隔月でカレーライスや味噌汁などを作ります。大人用の包丁を使うので集中力も高まります。一生懸命に調理したものを、他学年の子どもたちに食べてもらい、「おいしい！」と喜ぶ様子を見ることで、自分たちがお兄さんお姉さんになったと感じるそう。子どもたち同士の絆も、深まっていきます。

担任の先生は20代の先生が中心です。子どもが大好きで自然を大切にし、食育に興味がある先生が多いそうです。「先生たちのコミュニケーションがよく取れていて、相談しやすい雰囲気です」と園長先生。クラスの様子や保育について話す機会が多く、皆で情報共有をしながら、たくさんの目線で子どもたちの成長を見守っています。