清門幼稚園
Seimon Kindergarten「手先を器用にする活動」と「楽しく遊ぶ」で明るく健康な子を育てる。
綾瀬川が流れる静かな住宅街にある清門幼稚園。子どもに大人気の大型遊具「スーパー童夢」は長いすべり台やうんてい、リングタワーなどがつながったもので、遊びながら自然に体が鍛えられる構造になっています。子どもたち同士で遊び方のルールを教えあったり、自分から進んで小さい子の面倒を見る子も多く、友だちを大切にする心が育まれています。
Education Story
最新研究によって実証された
手先を使った活動の素晴らしさ
もともと田畑であった地域に住宅が増加し、幼児教育の施設が必要になったことから「地域のために」との思いで設立されたという清門幼稚園。
初代園長が重視したのが「手先を器用にすると脳の活動もよくなる」という考え方。どの指をどう使うかを意識しながら、はさみやのりなどを使う製作活動に力を入れています。長い時間をかけて経験を重ね、新しい技術をとりいれながら、教育の完成度を高めてきました。
「子どもの頃は紙相撲が好きでした。園で手先を使った活動をしていた影響かもしれません」
そう話すのは、清門幼稚園の年少組一期生である高橋先生。創設者の孫にあたります。大学卒業後IT企業に勤務し、現在は理事長・園長を務める父母とともに、事務長として清門幼稚園の経営を支えています。清門幼稚園で働きはじめてから幼稚園教諭の資格を取得し、その後も幼児教育について深く学ぶうち、開園以来貫いてきた教育の良さを再認識したといいます。
「手先の器用さを養い脳を刺激する活動は、自分の感覚と体の動きを統合させる『感覚統合』。子どもの成長にとても良い影響があることが最新の研究でわかっています」
高橋先生が忘れられないのは、ある小学校を訪れた時に教室で目にした、紙を切り貼りして作られた一枚の絵。とても繊細で美しい手先の動きが感じられるその作品は、清門幼稚園の卒園児のものでした。高橋先生は心から感動し、教育のやりがいを感じたそうです。
「これからは、清門幼稚園の教育の素晴らしさを、自分の言葉で伝えていけるようになりたいと思っています」
ふれあってぶつかりあって育てる
自分も友だちも大切にする心
清門幼稚園が基本としているのは「楽しく遊ぶ」ことを通して、いろいろなことを身につける「明るく健康な子」に育てる保育です。
子どもたちはそれぞれ個性を持つだけでなく、家庭の事情も異なり成育環境も様々。幼稚園や先生の役割は、一人ひとりの子どもたちに丁寧に寄り添いながら、心と体の育ちにつながるよう取り組んでいくことだと考えています。
開園以来大事にしているのは「自分も友だちも大切にする心」。
「初めての集団生活の場である幼稚園で、人との関わり方を学んでほしい。自分のことを相手に知ってもらい、相手のこともわかってあげられる力を養うためには、けんかも必要な経験です。大人になってからは、思い切り人とぶつかるようなことはできなくなりますから」と話す高橋先生。
「他の園と比較したわけではないのですが」と前置きをした上で「自分より小さな子に進んで声をかける子が多いんです。例えば、入園希望のお子さんとお母さんが来園すると、誰かがすぐに寄ってきて、話しかけているんです。お母さんとお話している間に年長の子に預けると面倒みてくれたりして、とても頼りになるんですよ」と笑顔で教えてくれました。
清門幼稚園では、年少さんの初めての給食に年長さんが手伝いに入ったりする異年齢の交流の機会があり、先生同士もクラスや学年の垣根なくすべての子どもを見て互いにフォローしあうといったことが、当たり前のように行われているそう。こうした人と人との温かいふれあいによって思いやりの心が子どもに育まれ、「自分も友だちも大切にする」ことが実現されているといえそうです。
Work Image
職員の将来設計をバックアップするため、給与、待遇、勤務時間などで様々な配慮がされている清門幼稚園。臨機応変に融通を利かせたりみんなでカバーしあいましょうという考え方の下で人員配置を行っています。産休育休の取得が可能で、業務に支障がなければ終業時刻前に退社することもできるそうです。
結婚して子育て中の先生に話を聞いてみると「働き続けていられることや周囲の先生がよく理解してくれること、先輩から子育てのアドバイスをもらえること、すべてがありがたいです。私自身、子育てを経験したことで視野も広がり、保育にも良い影響があると感じてます」と感謝の言葉が。
「清門幼稚園の保育の良い点は、子どもの個性を認めてあげてその子にあった声かけや保育をすることが徹底されていることだと思います。はさみを使った活動は、子どもたちが達成感を感じて楽しくて次も作りたいという意欲につながります。初めはギザギザにしか動かせなかったのにだんだん上手になるととても嬉しいですね」
「子どもの言葉を聞くのが楽しい」と話すのは、清門幼稚園の園児だったという2年目の先生。昔から幼稚園と担任の先生が大好きで、先生になって戻ってきたそうです。
心に残っているのが、目の前のことに必死でいっぱいいっぱいになってしまった時に先輩がかけてくれた「自分が楽しむことが大事だよ」という言葉。先輩のように生き生きとしていたいと思うようになり、余裕を持って保育にのぞめるよう前日にイメージトレーニングをしたりして努力しているのだとか。
「先輩はみなさん温かくて、いろんなことを親切に教えてもらえます。私も相談しやすくて後輩の力になってあげられるような存在になりたいと思います」
Job Information
団体名 | 学校法人高橋学園 清門幼稚園 |
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園種別 | 幼稚園 |
勤務地 | 〒340-0055 埼玉県草加市清門3-12-1 |
最寄駅 | 東武スカイツリー線「新田駅」 新栄団地行バス 「清門北停留所」下車2分 |
HP | http://www.seimon.ed.jp/recruit.html |
教育スタイル | 食育・農業体験 制作・表現・芸術教育 自由あそび・自発あそび |
園児数 | 5歳児 103名 4歳児 110名 3歳児 83名 2歳児 13名 合計 319名 (2023年9月1日現在) |
系列園情報 | |
勤務時間 | <平日>8:30~17:30 ※早出出勤:有(バス1便当番、月3回程度) |
休日・休暇 | 年間カレンダーに従う変形労働時間制 年間休日:120日以上 |
給与 | <四大卒>初任給 基本給 :197,000円 各種手当 :24,380円 担任手当 :10,000円 合計 :231,380円 <短大・専門卒>初任給 基本給 :192,000円 各種手当 :24,180円 担任手当 :10,000円 合計 :226,180円 <その他> 通勤手当:全額 賞与:年2回 年4.5ヵ月 昇給:年額 5,000円 退職金財団加入:有 |
福利厚生・待遇 | 健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険・任意労災 車通勤:応相談 バイク・自転車通勤:可 住宅手当:上限15,000円/月(単身者) |
受け入れ内容 | 教育実習 インターン アルバイト |
受け入れ内容詳細 | 〔教育実習〕 【日程】学校等の都合と園行事の都合を調整して受入期間を決めています。 【問い合わせ先】園長宛に直接電話、または人事公式LINEアカウントからお問い合わせください。 〔インターン〕 【日程】最短半日~受け入れています。時期は相談に応じます。 【内容】クラスサポートに入り幼稚園の保育を体験していただきます。 〔アルバイト〕 【給与】時給1,000円~ 【日程】平日14:30~18:30のうち希望の時間帯(学校等の都合に合わせて相談可) 【対象】幼稚園教諭を目指している学生(学年不問) 【内容】預かり保育の補助担当 |
Web対応 | 園見学 説明会 面接 |
選考について | <提出書類> 1.履歴書 2.卒業見込証明書 3.成績証明書 4.幼稚園教諭免許取得見込証明書 <提出方法> 1.本人持参 2.本人郵送 どちらでも可 <締切日> 随時 <試験日> 随時 <試験場所> 本園 <選考方法> 面接 筆記試験(アンケート形式) 遊び実技(手遊び、絵本読み聞かせ、自由曲弾き歌い) <試験日> 自由曲の楽譜、読み聞かせ用絵本 <選考結果> 発表予定日:随時 通知方法:郵送(学校・自宅) ○お電話でお問い合わせの際に、MeetRii(ミーツリー)を見たとお伝えいただくとスムーズです。 |
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送信が完了しました。
送信した内容はマイページよりご確認いただけます。
数日中に電話またはメールにて申し込み団体の担当者より連絡がありますので、
今しばらくお待ちください。
なお、しばらくたっても連絡がない場合はMeetRiiまでお問い合わせください。
編集コメント
子どもの成長を見逃さないよう外部講師を招かず担任がすべての時間を担当する方針をとっています。子どもの成長を実感できることが喜びにつながり魅力を感じる先生も多いそう。楽しそうな笑い声が響く職員室から伝わってくるのが職員の仲の良さ。働きやすさのポイントは産休育休などの制度面だけでなく雰囲気の良さによるところも大きいと感じました。