ふちえ幼稚園

Fuchie Kindergarten
食育・農業体験 音感教育・音楽教育 制作・表現・芸術教育

子どもたちの今を見逃さないコツは、ひとつひとつ真摯に向き合うこと。

最寄り駅から幼稚園へ歩いて行くと、見えてきたのは異彩を放つ園舎。重厚感あるコンクリート、打ちっぱなしの外壁に、イエローの窓枠がアクセントになっています。
園舎と一体であるプレイハウスはどこから見ても立派なお城。中を覗くと、1階が未就園児の教室、2階の屋上部分もすべり台がついていたり、登ったりできます。大人でも遊びたくなる、ワクワクの詰まった遊具型の建物です。
隣接する「ふちえ農園」は住宅街の中のオアシスのようで広々としていました。そして畑の土の下には子どもたちが蒔いた種が眠っています。
 

Education Story
 

人との関わりが幼稚園を作っていく
それは移ろう時代のなかでも不変なもの

 

DSC02749.jpg
ダークグレーのジャケットを羽織った古庄園長先生。丁寧で落ち着いた口調で、子どもたちの名前を呼んでいました。

園長先生が6歳の頃、農家だった両親が地域の声に応え創立したのがふちえ幼稚園。その頃は畑や田んぼが広がった地域だったといいます。

「昔は泥遊びや虫取り、川でフナやクチボソ、タナゴを釣って遊んでいました。当時は辺り一面畑や田んぼばかりで、列車が走る音も聞こえたんですよ。いつも自然を身近に感じながら遊んでいました」

時代の流れとともに大きく変化した街。しかし今も畑を残しているのは、子どもたちに同じ体験をさせてあげたいからだといいます。

「父は昔から『一つ一つを大切に』と言っていました。幼稚園のことでは意見がぶつかるときもありましたが、今になってあの頃の父の考えがよく理解できるようになりました。時代と共に変えなければいけないこともありますが、変えてはいけないものもあるのですね」

街並みは変わっても、人と人とが繋がり、関わっていくことは変わらない。だから「人との関わり」を大切にしたいのだと話します。一つ一つの積み重ねが子どもたちの未来へと繋がっていくのです。お父さんの理念は、今も変わらず園長先生の心にありました。
 

種を植えそれをいつも傍で見守る
重さを感じてみんなで収穫するからこそ親しみに繋がる

 

③Meet-2703.jpg
広大な畑がふちえ幼稚園の魅力の一つ。種や苗を植えるところから始め、収穫して、調理して、みんなで味わいます。自然の恵みを五感をもって体験できるのです。ある子はお母さんの自転車の後ろに乗って、ある子はバスの窓から、生い育つ植物の様子が目に入ります。自分の手の中にあった一粒の種が、小さな緑の芽を出し、不思議なほど大きな実りへと変化していくのです。

「大根は3〜4kg程の大きさになるので、子どもたちにとったら抱えるのも一苦労なんです。重いよーって声を上げながら、大事そうに一生懸命運ぶんです」

保護者が行き来する廊下にはその時の写真が貼られています。子どもたちの「今」という時間を大切にしたいから、一人一人の喜びや感動をみんなで共有するのだといいます。

ふちえ幼稚園で楽しむ行事や活動は、子どもたちが家庭に戻り、保護者との会話でその時間を振り返って一つを終えます。その一連の流れが子どもたちの経験に色をつけていくのです。

「幼少期だからこそ、親子の触れ合いを大切にしてほしいと思っています。先生たちは保護者へ、子どもたちの様子をなるべく事細かに伝えるようにしているんです。面白い出来事なら笑いあって、気がかりな事なら一緒に悩んで、『子どもたちとのひと時』をみんなで楽しむことが大切です」
 


Work Image

  • Meet-1053.jpg
  • Meet-1054.jpg
  • Meet-1056.jpg
  • Meet-1072.jpg
  • Meet-1073.jpg
  • Meet-1077.jpg
  • Meet-1075.jpg
  • ⑪.jpg


話を聞くことが出来たのは、4年目の学年主任の先生たち。
園長先生が行事の計画書を作成する為、教え方やメモの取り方で差が生まれることもなく、一元化され業務効率も上がっているそうです。

「新人時代には、私なりの努力を先輩が認めてくれたり、ピアノの練習を見てくれたり、たくさん支えてもらったから今があります」

だから自分たちも同じように後輩に接してあげたいと話してくれました。

「毎日保育終了後は学年毎に保育の話をします。雑談を混えながらフラットな雰囲気で話し合っています。後輩は意見を言いにくいと思うので、引き出してあげることが私の仕事です」

自分が新人だった頃の気持ちを忘れずに、思いやりを大切にされていました。
 

編集コメント

玄関と園庭の間に職員室があり、大きな窓からは子どもたちや来訪者の様子がすぐに分かるようになっています。教室には先生用の木製デスクが設けられていて、仕事に向かいやすい配慮が。計画書を見ながら自分の役割を確認できるため、覚えることの多い新入の先生にやさしい職場だと思います。

Job Information

団体名 学校法人古庄学園 ふちえ幼稚園
園種別 幼稚園
勤務地 〒121-0813 東京都足立区竹の塚1丁目24番10号
最寄駅 東武伊勢崎線「竹ノ塚駅」
HP http://fuchiekinder.jp/
教育スタイル 食育・農業体験 音感教育・音楽教育 制作・表現・芸術教育
園児数 5歳児 41名/2クラス
4歳児 57名/2クラス
3歳児 36名/2クラス
2歳児   4名/1クラス
計  138名/7クラス
系列園情報
勤務時間 <平日>8:15~17:00
<土曜>8:15~16:00(月1回)
<早出>7:55~(週1回)
*年間変形労働時間制
*園児送迎バス勤務あり
休日・休暇 日曜・祝日・土曜(月3回)
年次有給休暇(法定通り)+特別休暇
給与 令和5年度・実績
<大卒>
基本給   :195,000円
研究手当  : 15,600円
職務手当  : 4,500円
調整手当  : 32,200円(みなし残業20時間分)
処遇改善手当: 8,600円
合計    :255,900円
<短大・専門卒>
基本給   :187,800円
研究手当  : 15,000円
職務手当  : 4,500円
調整手当  : 31,000円(みなし残業20時間分)
処遇改善手当: 8,600円
合計    :246,900円

<その他>
賞与:年2回 年4ヵ月(初年度8/12)
昇給:年1回
福利厚生・待遇 私学共済(健康保険・厚生年金)・雇用保険・労災保険
交通費:上限20,000円/月
退職金制度:あり
★足立区の住居借上げ支援補助金と奨学金返済支援補助金が受けられます。
★有給休暇取得率100%
受け入れ内容 教育実習 インターン
受け入れ内容詳細
Web対応 説明会
選考について ○選考内容
面接・筆記試験(常識・専門)・作文・実技(ピアノ・歌)

○お電話でお問い合わせの際に、MeetRii(ミーツリー)を見たとお伝えいただくとスムーズです。

748

16

申し込みフォーム確認画面

お名前・連絡先・住所等お間違いないかご確認の上、送信ください。誤りがある場合は登録情報をご変更ください。

申し込み団体名 学校法人古庄学園 ふちえ幼稚園
メールアドレス

送信が完了しました。

送信した内容はマイページよりご確認いただけます。
数日中に電話またはメールにて申し込み団体の担当者より連絡がありますので、 今しばらくお待ちください。

なお、しばらくたっても連絡がない場合はMeetRiiまでお問い合わせください。