葛飾若草幼稚園

Katsushikawakakusa Kindergarten
食育・農業体験 音感教育・音楽教育 ことば・文字・かずの学習

全員で作る、人を想う場所。

木材で作られた園門が敷地を守るように建っており、園門をくぐるとヨーロッパで流行ったルネサンス建築のような外観を持つ園舎が現れる。
すれ違う度に満面の笑みで挨拶をしてくださる先生達。そして子どもたちのはしゃぎ声が、上品な雰囲気に明るさを灯していました。
子どもたちが職員室前へ遊びに来ると、理事長先生が中からみかんを持ってきて、子どもたちはそれを食べたいと言い、やがてそこには他の子どもや先生も集うように集まり始めました。笑い合いながら皆でみかんをつまむ。弾む会話と彩る笑顔。そうしてできた輪は、第三者が見ても愛おしく思えるものでした。
 

Education Story
 

誠実に向き合わなければ、”チーム”とはいえない
経営と現場の両側面から2人で取り組み続けた道のり

 

KW②.jpg
話を伺ったのは、理事長先生と園長先生。二人の歩みは葛飾若草幼稚園と共にあり、その道のりは葛藤や苦悩、そして大きなプレッシャーがあったといいます。

「普通ではつまらないと思っています。貫かなくてはいけないものはありますが、楽しむことで何倍にもプラスの日常になります」

苦労を感じさせない朗らかさと快活さで話す理事長先生。その傍らには、常に現場の最前線に身を置く園長先生。

「人は全員対等ですから、リーダーが偉いことはありません。投げかけたものは必ず自分に返ってきます。誠実に向き合わなくては本当の意味で”チームワーク”とは言えないと思うのです」

理事長先生がつくる明るい前向きな空気と、それを後押しするような形でチームを支える園長先生の2人が作ってきた葛飾若草幼稚園。悪戦苦闘した時代があったからこそ、経営者として強かでしなやかな軸がありました。

「”三つ子の魂百まで”と言いますが、教育はとても怖いものだと思います。子どもたちはまっさらなスポンジの状態なので、どのような色にも染まり、どのような水も吸収します。その中で根を育てるのは親の愛情です。私たちの使命は経験という養分を与えることです。この時代を生きる子どもたちを守りたいと思っています」
 

経験を経て人として基本的なことを学んでいく
そうして育つのが人としての美しさ

 

③DSC02732.jpg
"本物の経験"をさせてあげたいと、豊富な体験学習を用意している葛飾若草幼稚園。
年長組になるとバスですぐの場所にある、古民家で茶道を学ぶ。手入れが行き届いた庭園を抜け、暖簾をくぐった先で、畳の香りに包まれながら、日本の文化に触れる。
園内では、給食室や農園も設けているため、野菜を土の中で育て、食材を口に運ぶまで、一連の流れが分かるようになっている。そしてもう一つ意識していることは、子どもたちの基礎を培うこと。

「”身を美しく”と書き”躾”という字になります。椅子に座る・目を見て挨拶をすることが当たり前ではなくなっている時代だからこそ、基本を教えてあげることがとても大事です。子どもたちはできないのでなく、知らないだけなのです」

子どもたちの未来を見据えて、今やるべきことをやる。先生達の気持ちの強さが現れているようでした。出来ないことを出来るようにするため、一緒に頑張り、出来た時の喜びの瞬間を子どもたちと一緒に過ごす。

「卒園式はプライスレスです。一緒に過ごしてきた子どもたちが旅立っていく。こんなに先生冥利に尽きることはありません。この感動をするために続けているようなものです」

子どもたちの成長が、先生達の何よりの喜びになる。それを誰よりも誇らしそうに、嬉しそうに教えてくれました。
 


Work Image

  • KW⑨.jpg
  • KW⑧.jpg
  • KW⑦.jpg
  • KW⑥.jpg
  • DSC02746.jpg
  • DSC02757.jpg
  • DSC02761.jpg
  • DSC02749.jpg


ガラス越しであっても通る度に笑顔で会釈してくれる先生達。雰囲気の良さが共通しているのは、後輩が先輩を尊敬し、先輩が後輩を気に掛ける。そんな互いに敬愛し合う関係から生まれている。

「先輩達は子どもたちの靴や持ち物が変わったとき、小さな変化に気付いて声をかけています。私もそうなりたいと思いました」と、1年目の先生が話すと、その話しを受けた勤続10年を超える先生方は「後輩達は”甘える勇気”を持っていいのだと思います。その勇気が自分を楽にしてくれます」と穏やかに語ってくれました。

「正解を追い続けていく仕事なので、試すことが大切です。全部でなく”半分”を目標に挑戦していいのだと思います」
 

編集コメント

一様に「先生達が明るい職場」だと話す葛飾若草幼稚園。園長先生は「全員自慢なので全員に取材してほしいです。うちはチームワークが財産なんです。」取材に応じて下さった先生方一人一人の長所を誇らしげに話すことが印象的でした。そして先生達は「理事長と園長の明るさが全体へ浸透している」と言います。深い信頼で繋がっており、人柄が輝く先生達。そんな信頼関係を職場で築いていきたい方に、是非おすすめしたい幼稚園です。

Job Information

団体名 学校法人清田学園 葛飾若草幼稚園
園種別 幼稚園
勤務地 〒124-0021 東京都葛飾区細田5-4-11
最寄駅 JR総武線「小岩駅」
京成本線「京成小岩駅」
HP https://www.wakakusa-k.ed.jp/
教育スタイル 食育・農業体験 音感教育・音楽教育 ことば・文字・かずの学習
園児数 319名(2020年4月1日現在)
系列園情報
勤務時間 <平日>8:30~17:30(実働8時間/休憩60分)
<土曜>行事がある場合のみ出勤
*年間変形労働時間制
*時間外あり:月平均5時間
休日・休暇 園のカレンダーによる
日曜・祝日・土曜
(月1回土曜出勤あり/行事による土日出勤あり、代休あり)
夏期休暇・冬期休暇・春期休暇
有給休暇
年間休日:125日程度
給与 <幼稚園教諭1種免許>
基本給 :202,000円
調整手当: 8,000円
給食手当: 3,000円
<幼稚園教諭2種免許>
基本給 :194,000円
調整手当: 8,000円
給食手当: 3,000円

<その他>(前年度・実績)
賞与:年2回 計3.80ヵ月
昇給:あり   3,000円~5,000円
福利厚生・待遇 健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険・失業保険
交通費:上限30,000円/月(通勤時間60分以内が望ましい)
住居手当:25,000円(一人暮らしの方)
退職金制度:あり(勤続1年以上)
給食:あり(午前保育時は無)*給食費補助あり
育休取得:実績あり
受け入れ内容 教育実習 インターン
受け入れ内容詳細 〔教育実習〕
受け入れ上限もあるため、一度お電話にて園長宛にお問い合わせください。

〔インターン〕
日程調節が必要です。
受け入れる際は、クラスサポートに入りながら保育体験していただきます。
Web対応 園見学
選考について ○選考内容
書類選考・面接
※詳細な労働条件等については、面接時に直接ご確認ください

○お電話でお問い合わせの際に、MeetRii(ミーツリー)を見たとお伝えいただくとスムーズです。

737

22

申し込みフォーム確認画面

お名前・連絡先・住所等お間違いないかご確認の上、送信ください。誤りがある場合は登録情報をご変更ください。

申し込み団体名 学校法人清田学園 葛飾若草幼稚園
メールアドレス

送信が完了しました。

送信した内容はマイページよりご確認いただけます。
数日中に電話またはメールにて申し込み団体の担当者より連絡がありますので、 今しばらくお待ちください。

なお、しばらくたっても連絡がない場合はMeetRiiまでお問い合わせください。