【ちょこっとQ＆A】カレー作り_大和幼稚園

2024年10月22日

園の教育スタイルを軸に、日々の遊びやイベントがどのように生まれたのか、動画と共にＱ&Ａ形式でご紹介します。

今回は東京都中野区にある大和幼稚園の『カレー作り』について、教育や子ども達への想いを聞いてみました！

大和幼稚園

教育スタイル：食育・農業体験／制作・表現・芸術教育／海外の教育手法

Q：なぜこの教育や遊び・イベントが生まれましたか？経緯や意図を教えてください。

A：当園で行っているカレー作りは、園の畑で子どもたちが一から育てたジャガイモ、人参、玉ねぎを使っており、都会の中心にありながらも、子どもたちが土に触れる貴重な機会を持てるよう工夫しています。自分たちで収穫した野菜を使うことで、普段苦手に感じているお野菜も喜んで食べることができるようになり、食への興味や意欲も高まっています。また、カレー作りに加え、田植えや果物の収穫、人参ケーキ作りなど、多彩な活動を通して実体験から学ぶ機会を提供しています。

Q：この教育や遊び・イベントで、先生達が意識していることを教えてください。

A：子どもたちには食育の一環として、自然や食べ物についての学びも得てほしいと考えています。お友達と一緒に土や肥料を運び合うことで協力の大切さを感じ、社会性を育んでいます。また、野菜を育てる経験を通じて、命の大切さや自然への尊敬の念を体感してもらい、食べ物に対する感謝の気持ちを育てることも大切にしています。

Q：この教育や遊び・イベントで、先生たちは子ども達とどのように関わっていますか？

A：私たちは、子どもたちが主役であることを大切にしており、野菜を育てたり調理したりする際も、できる限り子どもたち自身が主体的に取り組むようにしています。先生は、その過程で必要なサポートをしつつ、子どもたちが自分で考え、行動する場面を尊重し、見守ることを心がけています。手助けが必要なときにだけ手を貸すことで、子どもたちが自分でやり遂げる喜びを感じられるようにしています。