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先生になるために避けては通れないのが保育実習や教育実習。
保育学生のみなさんにとっては就活以上に緊張するという人も多いのでは?
そんな保育学生さんのために、保育士・幼稚園教諭免許を持つMeetRiiスタッフが保育士時代に現場の職員目線で感じたことを動画と記事でお伝えします!
意外とやっているかも?本当にあった実習生行動5選
1.教育実習にダメージジーンズを履いてきてしまった保育学生
大学や実習先の園によって服装の規定は違ってきます。園によっては更衣室が無く、自宅からジャージを着てくるように言われるところもあります。
しかし、特に指定がない場合は、スーツを着用していきましょう。
あくまで実習させてもらう身なので、社会人としてのマナーを考えると最も無難な服装はスーツです。またはオリエンテーションのときに、前もって園長先生に質問するのも良いと思います。私服で登園可能な場合でも清潔感のある服装を心がけましょう。
2.保育反省中の質問で名前を聞いてきた保育学生
保育反省会は、保育についての質問をする時間です。1日を振り返り質問する場ですが、実習記録に担当職員の名前を書くために、この場を使って名前を伺うことは避けましょう。
このタイミングまで名前を知らないまま実習を受けていた・・・となると、担当してくれた先生の受ける印象は最悪です。
1週間、場合によっては数週間もお世話になる先生なので良好な関係を築いておきたいところですよね。
担当を受け持ってくれる先生の名前などは、事前のオリエンテーションの際にメモしておくといいでしょう。その際に実習記録として記述することも念頭に置き、漢字での表記も確認しておきましょう。それでも聞きそびれてしまった場合は、出来れば朝の挨拶時に「本日からお世話になります○○です。朝の忙しい時間に申し訳ないのですが、先生のお名前を改めて確認させていただいてもよろしいでしょうか?」といった形で確認しておきましょう。
”1日の最後に名前を確認することは失礼にあたる”ということは心に刻んでおきましょう。
3.帰るときに「お疲れ様でした」と言って帰る保育学生
一見するときちんと挨拶して帰っているように思えるため、何が悪いのかよくわからない方も多いのではないでしょうか?
この「お疲れさまです」という言葉を辞書で引くと「相手の労をねぎらうあいさつ」と記載されています。幼稚園や保育園の先生たちは、保育実習生のみなさんの上司でも同僚でもないので、労をねぎらう挨拶というのは実は不適当です。
ビジネスマナー上でも、社外や取引先では使わないよう指摘される言葉です。
特に保育学生のみなさんはお世話になる側です。
始まりは「おはようございます。よろしくお願いいたします。」
帰りは「ありがとうございました。お先に失礼いたします。」
と、挨拶しておくと良いでしょう。
4.実習記録で担当の先生を批判的に書いてしまう保育学生
これは最も関係性が悪くなるパターンです。
実習先で嫌がる子どもを促す行為が強引に見えてしまった、ということは多々あります。ただ、先生がそのように接しているのにはきちんと意図があるはずです。疑問に思ったことは「あの時どんな狙いがあったんですか?」と直接先生に聞いてみましょう。
意図を知り、自分ならどう行動できたかを考えることが実習ではとても大切です。
ただし、もし明らかな虐待や暴力に遭遇してしまった場合は、すぐに園長先生や学校に報告しましょう。
5.担任の先生がお片付けを促しているのに、子どもと遊び続けてしまう保育学生
子どもたちは優しくて、いっぱい遊んでくれる実習生が大好きです。
そして子どもたちはみなさんが思っている以上に賢く、私たちの様子をよくみているので、担任の先生がダメと言っていることも教育実習生なら許してくれるかも?と思い、あえて行動を試してくることがあります。
ついつい可愛い子どもたちに絆されてしまいそうになるかもしれませんが、あくまでも保育や教育の場であることを意識し、担任の先生の動きや指示をきちんと聞いて、積極的に子どもたちを促せるようにしておきましょう。
実習現場は担当の先生が管轄している教育・保育の場ですので、その妨げになる行為には気をつけたいですね。
まとめ
みなさんも慣れない実習でミスしてしまうことはあると思いますが、マナー違反は別問題なので、行動や言動には失礼のないように気を配りましょう。
先生たちも日々の業務で大変な中、実習生の指導を受け入れているので、普段以上に余裕がありません。忙しい合間で受け入れてくれている先生のためにも失礼のないよう心がけたいですね。
良好な関係地を築き、楽しく実習期間を過ごしてくださいね。
Youtube「MeetRii公式チャンネル」では、保育学生向けの動画を配信しています。
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