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保育実習中は慣れないことも多い上に緊張もしていて、あっという間に時間が経ってしまいますよね。
多くの幼稚園では毎日反省会があり、1日を振り返ります。その際、先生から「質問はないですか?」と聞かれて困った…という経験をした保育学生さんも多いのではないでしょうか?
こんな質問してもいいのかな、聞きたかったことを先生が先に説明してくれたので質問がなくなってしまった…
といったことがありますよね。
そんな保育学生さんのために、MeetRiiスタッフが元保育士時代に現場の職員として感じたことをお伝えします!
実習の保育反省ですべき質問
まず基本で抑えておきたいのは「この時の狙いは何ですか?」というワードです。
子どもたちに対する促し方、表現の仕方、指導内容、様々なシーンにおいて多様することができる基本的な訪ね方です。
見学実習・責任実習どちらにも使えるベースの質問になります。
以下ではより具体的な例を説明していきます。
見学実習での具体例
まず、1つ目は先生の行動(言動)と自分が理想と思っていた方法が異なっていた場合の質問です。
「あの時、先生は~~といった形で促していましたが、私だったら~~といった形で促そうと思ってみていたのですが、あの時の先生の狙いはどういったところにあるのでしょうか?」
実習簿が批判的になってしまう学生さんは、この質問を保育反省でできていないことが多いように感じます。
上記のような質問でも問題ないのですが、もう一歩踏み込んで考える余裕があるのであれば、自分なりの先生の言動に対する解釈を含めて「あの時の先生の~~は、~~という意図であっていますか?」と質問すると良いと思います。
解釈を加えた具体的な質問できると、この学生はしっかりと考えているという良い印象を与えるだけでなく、自分の保育の学びにもなり、さらに実習簿にも掘り下げて詳しく書くことができます。事前に質問を考えながら見学をすると、自分だったらどうしたか・なぜ先生はそういう言動をしたのかを意識して見学することができると思います。
この先生の狙いは何だろう、というのを常に考えながら実習に取り組んでみてください。
責任実習での具体例
責任実習では実践を踏まえるため、見学実習のとき以上に疑問に思うこともたくさん出てくると思います。ただ、それでも質問が思いつかないときは「この場面、先生だったらどのように対応(環境構成)しましたか?」と聞いてみましょう。
先生たちは、現場に不慣れながらに頑張る実習生を見ながら「私だったらこうするのにな」と思いながら見守っています。先生の考えを聞くことで今後の保育の参考になりますし、実習簿に課題・反省として詳しく書くこともできます。
まとめ
実習に来た保育学生さんが、一人の子に注目して質問をしてくることは少なくありません。特に担当するクラスに配慮がいる子がいたりすると、その子への質問に偏ることも多々あります。
しかし、実習中は一人の子に注目して多くを知ろうとする必要はありません。
できるだけ、この機会に多くの子どもたちと接して、先生に保育や教育の質問をたくさんしてくださいね。
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