幼稚園で働くことが決まり、就職までの数か月。
今が最もわくわくどきどきする時期ですよね。
残り少ない学生生活を謳歌すると共に「就職にむけて、時間がある今できることはないかな?」と思う学生さんも多いのではないでしょうか?これから就活を行う保育学生さんは、面接や面談の際などに園長先生に聞いてみるのも良いと思いますが、今回は、学生の間に作ってておきたい、先生のお役立ちアイテムを紹介します。
子どもたちも大好き!手づくり教材
以前「教育実習でも大活躍!子どもをひきつける色々な視聴覚教材」のコラムでも取り上げた、エプロンシアター、指人形などの視聴覚教材は手作りできるものばかりです。先生になる前に、自分だけのものを手作りしてみましょう。
愛着もわき、使うのが楽しみになると思います。
最初の自己紹介で使えば、子どもたちもすぐに先生を覚えてくれ親しみを持ってくれるでしょう。
視聴覚教材のほかにも、絵が得意な方は、自分の絵で塗り絵を作るのも楽しいです。黒いペンで何パターンか書いておき、多めに印刷しておきます。既成の塗り絵とは一味違う塗り絵は子どもたちも新鮮で楽しんで色を塗ってくれます。
これがあると慌てない!自分のスキルファイル
これは筆者の一番のおすすめです。学生の間に覚えたスキルをファイリングしてまとめておくものです。
例えば、ピアノの楽譜。弾ける曲の楽譜をまとめて一つのファイルにしておきます。
先生になり、いざ子どもたちにピアノを弾いてあげようと思ったとき、案外自分が何を弾けるのか思い出せないものです。
そんな時に弾ける楽譜一覧があると「あ!この曲使えそう!」と、一度覚えた曲をすぐに思い出すことができます。
また、出来るようになったことが可視化されるので、コレクションが楽しくなりピアノの練習も捗ります。
ピアノの楽譜に限らず、知っている折り紙の折り方・あやとりの方法、少し見れば思い出せるようにまとめておくと先生になったとき、必ず役に立ちます。ファイリングすることを、習慣にしておくと先生になってからも役立ちます。
作った壁面・制作活動・指導案などをファイリングしておくと、数年後に同じ学年の担任になったときの参考にもなります。
紙のファイルでもいいですが、写真と簡単なコメントをつけてパソコンなどに保管しておくと管理も楽なのでおすすめです。
初めましてに最適!キャッチコピー作り
自分のキャッチコピーをつくっておくと、いざ就職したとき、子ども・先生・保護者みんなにすぐに覚えてもらえます。
例えば「えくぼがトレードマークの○○先生です!」「大きい声が自慢の○○先生です!」「縄跳び名人の○○先生です!」など、チャームポイント・特技・好きなこと…何でもいいです。【〇〇=〇〇先生】というブランドを自分で作ってしまいましょう。
キャッチコピー作りはクラス運営でも役立ちます。
クラスのキャッチコピーを作りクラスだよりの題名にしたり、行事の度に使ったりすると、子どもも保護者もクラスに愛着をもちます。初めは恥ずかしさを感じるかもしれませんが、ぜひキャッチコピーをもって幼稚園や保育園に飛び込んでみてください。
まとめ
今回は学生の間に作っておきたいお役立ちアイテムを紹介しました。
参考になったでしょうか?
もし先生になる事や、担任をもつことに緊張していたり、少し不安な保育学生さんがいたら、ぜひ実践してもらえると嬉しいです。
先生になると、日々の保育が優先になりなかなか自分のためのものを作る時間がなくなってしまうので、ぜひ余裕のある今のうちに、先生になるまでの間を楽しみながら色々なものを作ってみてくださいね。
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