調布多摩川幼稚園

子ども時代を子どもらしく生きるための遊び中心の保育。

Education Story
 

問いと答えを繰り返すプロセスに
丁寧に寄り添い、受け入れる
 

調布多摩川幼稚園は、時代の変化に柔軟に対応しながらも、一貫して「子ども一人ひとりを大切にする保育」を実践しています。

園庭にある『わくわくハウス』では、子どもたちがダイナミックな遊びの中で、怖さも体験します。

園長の増田先生は、「チャレンジするのも、しないのも、どちらも『勇気』です。子ども自身が問いと答えを繰り返して出した答えであれば、どちらの勇気を選択したとしても、肯定してそれを受け入れ、寄り添うようにしています」と話します。

園の行事においても、子どもの自主性を尊重する工夫がされています。例えば、運動会では年少クラスは野外劇をしますが、子どもたちは当日にやりたい役を選んで演じるそうです。先生が一方的に教えたり指示するのではなく、子どもが「やりたい」という気持ちを引き出したり、劇を創り上げるプロセスに重きを置いているからです。

また、生活の中で『共に食べる』ことも大切にしています。園長先生は、「地域の農家さんに協力してもらい、大根やジャガイモなどを育て、料理を作ってみんなで食べます。一緒に食べることでコミュニケーションをとることができますので、幼児期にこそこのような経験をたくさんさせてあげたいです」と話してくれました。